今日、非常に悲しいニュースが飛び込んで来ました。安倍元総理が参議院選挙の応援演説中に銃撃されました。安倍元総理については、森友、加計、桜を見る会など数々の疑惑に、納得いく説明も無いまま退任されて、残念に思っていました。政策上も大企業、富裕層優遇の路線を拡大されましたし、昨日のブログのテーマである裕福な三世議員でもありますし、私としては、あまり良い印象ではありませんでしたが、こんなことになるなんて大きなシヨックです。

 安倍元総理の行いを認めないからと言って、暴力で無理やり排除したいとは全然思いません。出来れば民主主義の精神できちんと説明していただき、今後の改善につなげていただきたかったと言うことで、このような蛮行に会われることに非常に悲しみと憤りを感じています。すべての意見の相違も、争いも、話し合いで解決できると思っています。歴史的にも、主義主張の違いを戦争という暴力行為で解決しようとする野蛮的な行為が長く続いて来ました。現代でも、紛争している地域は世界のあちこちにありますし、ロシアのウクライナ侵略で殺し合いが続いています。人類は未だにこの愚かな行為を絶滅させることも出来ていません。その世界の中で、日本は77年間に渡り戦争をしていない平和の国ですが、国民の間では、暴力沙汰は途絶えることはありません。なんと愚かなことでしょうか。暴力というものは、その人が持つ意見を無にしてしまいます。だから、まともに討論し、意見を交わすことが出来ない、又は勝ち目が無いと、暴力で相手の意見を封じ込めてしまおうとするのです。確かに、権力の無いものが権力者に対するのは至難の業ではありますが、両者が聴く耳を持っていれば、話し合いは成立すると信じています。それが民主主義というものなのです。このブログも、政府、自治体に向けても、自由にいろいろな意見を述べさせてもらっています。ひとそれぞれにはいろいろな意見があり、信ずるものもいろいろとあると思いますが、平和な社会を作りたいという気持ちがあれば、相手の意見もきちんと拝聴し、話し合いを重ねれば、自分の意見と必ず折り合うところを見つけることが出来ると思っています。

 この理念が、広く共有されることを強く願っています。安倍元総理が一命をとりとめられることを祈っています。

投稿者

弱虫語り部

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