新年、明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いいたします。
このブログも二年目の正月を迎えました。昨年の正月にも、なんとかコロナ禍を脱して普通の生活を取り戻すことができますようにと願っていましたが、また今年も同じことを願わなくてはならなくなりました。さらに、ウクライナの戦禍も終結しますようにと新たな願いも加わりました。このような暗い話題に追い打ちをかけるように、物価高騰も加わり、我々の生活も非常に厳しいときが続いています。その中にあっても、皆様一人一人が、自分の幸せの物差しを見つけ、それに従って、やりがいのある人生を歩まれることを祈っております。
私が最初から訴え続けて来ましたように、一人一人の幸せの基準は異なっていますので、他人の言動や行動に惑わされずに、しっかり自分自身の心の核にまで問うて、何を求めて生きて行くのかをじっくり考えて、把握してください。その真の心の訴えを聞くことが出来れば、必ずや幸せな人生が待っていると思います。但し、ひとつ条件があって、それは他人の幸せ探求も認めて、決してそれを蔑(ないがし)ろにしてはいけません。言い換えますと、自分だけが幸せになれればいいのだと言う利己的な考え方の先には幸せはありません。自分が可愛いと思えば思うほど、他人のことも考えて行動しないといけないと言うことです。
この世界に、これだけ多くの人が存在する以上、他人と関わりを持たないでは生きていけません。ましてや、他人を蹴落としたり、亡き者にしたりしてでも、自分の欲望を達成しようとしてはいけません。そのようなことをすると、いずれ(長い時間と広い視野の中で)必ず自分の身に不幸が訪れて来るのです。この関係性を理解すれば、地球全体の調和(平和)が重要であることも理解出来るでしょう。
これまでに話題にした事件、ニュース等では、原因は自分自身の欲望の為に、他人を蔑ろにした結果として起こった問題がほとんどでした。政治の世界でも、経済の世界でも、教育の世界でも、ビジネスの世界でも、個々人の普段の生活の中でもみんなそうです。自分の核心を理解した上で、他人の立場を理解し、他人に寛容になり、お互い相手をかばい合い、助け合うという姿勢があれば、ほとんどの問題は無かったでしょう。
我々人類は地球という同じ船に乗り合わせた運命共同体の一員なのです。その意識を常に持ちつつ、考え、行動して行きましょう。