ミャンマーで、大地震が起こりました。驚くべきは、震源地から千キロ以上離れた隣国タイのバンコクまで大きな揺れが到達したことです。ネットでは、この惨事を撮影した動画が多数投稿されていますが、一般の住居やビルはもちろん、堅牢そうに見える高層ビルも大きな被害を受けています。建設中の高層ビルが脆くも完全に崩れ落ちたのには衝撃を受けました。
バンコクは日本を含む海外の富裕層が多数移住していて、高級な住居やタワーマンションが乱立しています。その中の映像も流れていますが、高層階での大きな揺れは非常な恐怖を及ぼすものだったのでしょう。
日本でも、タワーマンションが多数建設されていますが、その高価格に富裕層のシンボルのようなイメージがありました。バンコクでも一般市民が手が届くようなものではなさそうで、富裕層が優雅な生活をエンジョイしていたのでしょうが、今回のような地震は、そのような富裕層へも容赦がありませんでした。
ミャンマーは軍がクーデターを起こし、現在、軍事政権が統治していますが、反政府勢力の抵抗も大きく、内戦状態が続いていたところにこの大地震でした。避難者の救助や復興の為、一次停戦となっているようですが、何か天がイザコザを続けている人間達を嘲笑うように巨大な力を加えて来たような印象を受けます。
人間はこの地球を支配しているんだと言うように、一部の人間が富を独占したり、奪い合う為に戦争したりしていますが、巨大地震の前では、ひとたまりもありません。そのことをきちんと認識すべきです。一部の人間達の驕りが全人類を悲劇に蹴落とすのです。すべての人間は自然の力の前では、非常にチッポケな存在であり、そのチッポケな人間が富を奪い合ったり、殺し合ったりするのは非常に滑稽な姿を晒しているように思えます。
まだまだ人類は未熟で不完全な生物だと思います。だからこそ、大自然の力に対抗するには、内輪揉めなどというような愚かな行為を恥じて、一致団結して、生きていかなければならないのです。そして、たかが人間界で、軍事力が高いことや、富や地位を持っているくらいで、驕ってはいけないと思います。謙虚にお互いを認め合い、助け合い、生きて行き、苦難があれば協同で立ち向かうことで被害を少しでも減ずる努力をしなければなりません。まだ、今の人間の力では皆が一致団結したとしても、自然の力を全面的に封じることはできませんが、悲劇を最小限に留めることは出来ると思います。