日本国内でのオンラインカジノについての警察庁の実態調査結果が発表されました。利用したことのある人は推計約337万人、賭けの総額は年間約1兆2423億円にものぼるそうです。利用経験者の約60%がギャンブル依存症と自覚していて、約44%が違法と認識していないとの結果だそうです。
私はギャンブルは胴元、運営者が儲かるもので、利用者は一時的な勝ちはあっても、継続的に勝つことはほとんど無いものと認識しています。ほとんどのギャンブルは確率の為せる結果が支配していて、利用数が増えて行けば、ほぼ確率論の数字に落ち着くものです。そして、全てをまとめますと、少なくとも運営側の手数料分だけ、必ず利用者が負ける計算になります。更に悪意のある運営側であれば、結果をコントロールすることも技術的には可能です。利用者が始めた当初は勝ち続けることが多いのも、ギャンブルの沼から抜け出せ無くする処方のような気がします。その後は、大体負け続けるのがお決まりです。
私も公営ギャンブルの経験はありますが、たまたま自分の推理などがあたり勝ちを得たときの快感は何とも言えないものです。だから、自分の小遣いの範囲で、その快感を求めて合法ギャンブルをやるのであれば、それは趣味のひとつと言えるかもしれません。その快感を得ることに少しのお金を支払う、つまり賭けたお金は戻って来ないという前提で実行するのであれば問題無いかもしれません。しかし、問題はそこで留まれない人が多数存在することです。さらに深みにはまりギャンブル依存症となれば、正常な判断が出来なくなると思います。
だからこそ、余程の自制心がある人以外はギャンブルに手を出さないことが賢明です。もちろん、ギャンブルで金儲けを狙ってやるなんて、論外です。そんなことでは、負けを取り戻す為に泥沼から抜け出せ無くなるのが必然だからです。
今回のようなオンラインカジノの利用者は若者が多いそうです。それは、スマホゲームなどに親しんでいる若者にとって、その延長線上で、入りやすいゲームの一種と勘違いしてしまうからでしょう。もちろん、これは違法であるので遊ぶことも社会的に罰せられるものですが、もし、合法であっても、前述したようなギャンブルの怖さを理解しなければなりません。
いずれにせよ、小さい内から、ギャンブルの危険性、リスクを学校なり、家庭なりできちんと教えることが大切だと思います。私は、理屈で考えて、痛手を負う前に、ギャンブルから手を引くと決断しましたが、安易にゲーム感覚で考えるようであれば、早い内にその怖さを教えられないといけないと思います。ギャンブルなどしなくとも、幸せになれることがこの世界にはいっぱいあるのですから。