今年は猛暑と呼ぶに相応しい天気が続いています。直射日光を受けて歩いていますと、くらくらとめまいが起きそうです。そのような酷暑でも、新型コロナウィルスの勢いは衰えることもありません。当初は、インフルエンザや風邪のように、暑くなるとウィルスの生育に適していないと言われたのが嘘のようです。
そういう気候で、冷房等に大量の電力を消費せざるを得ない状態にあるのに、電力供給に赤信号が燈って省電力の要求と熱中症、コロナに板挟みにされているようで暮らしにくい日々が続いています。
三年ぶりの行動制限の無い夏で久し振りにお祭りも開催されたところもありますが、第七波の進行とともに急遽中止となったケースもあります。
このような状況では、人間は幸福感を感じにくいのではと思います。そのように感じてしまうと、自暴自棄や軽率な行動を起こしてしまうのも人間です。そういう意味で、お祭りのように人が多く集まるイベントは避けた方がいいとも言えます。
幸福感は、平穏な環境で感じられるときが多いと言って来ました、言い方を変えますと刹那的な欲望を満たすことは幸福ではなく、自分だけではなく、回りのひとにも配慮し、継続的に充実感を得られることが必要です。そのことが、更なる平穏、継続の循環につながるのです。
今回のような誰しもが不安に苛まれるような環境で一番大切なことは、冷静でいると言うことです。どのような状況に陥っても、それがいつまでも続くことはありません。いつかはまた新しい風が吹くものなのです。そのことを信じて、軽率な行動は慎み、未来の幸福な自分を夢見て、しっかり毎日を地に足つけて歩んでください。