岸田総理がコロナに感染されたとして、リモートで会議などに出席しておられますが、それを見た有名なキャスターが「岸田総理を映す画像が全体的に緑っぽい、もっと明るく元気が出るようなトーンにすべきだ。アメリカ大統領を映す画像は背景から色彩までかなり計算され尽くされて製作されているのを見習えば」との批評をしていました。ごもっともな話ではありますが、今はそんなイメージより、実像がどうかを云々して欲しいと思います。我々国民は、岸田総理の見た目より、発せられる言葉がどうかを真剣に聞いています。例えイメージが良くても中身が良くなければなんともならないと思います。このキャスターも国民はイメージに左右されるとでも思っているのでしょうか。イメージが売りの芸能人なら分かりますが、首相など政府の幹部はまずは政策の中身だと思います。国民をそれ程馬鹿だと思ってられるのでしょうか。このようなことで日本の危機管理のなさを憂いてられたのですが、危機管理の問題を指摘したいのなら、もっと話題にすべきことがあるのではないでしょうか。

 私は岸田総理の活動について擁護している訳では無く、問題は山積みだと思っていますが、それも優先順位をつけて批判していかないと、「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」のように、箸の上げ下げまであれこれ言われるのでは、建設的な話にはならないと思いますし、岸田総理もそのようなスタンスの人の話に耳を貸そうとはされないのではないでしょうか。

 岸田政権に対して、私が問題視するのは、本当に国民の為のことをしたいと思われているかと言うことです。誰の方を向いて政治をされたいのか、そこから考えれば、総理がなぜこのような動きをされているか読み解ける筈です。批判をするなら、まずは、本質から考えていただきたいと思います。

 

投稿者

弱虫語り部

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