前回のブログで政治家などが自己防衛で、嘘を語ったり、追求をはぐらかしたりするケースが多く見られることを述べました。森友学園問題での公文書改ざんや旧統一教会との関係などでの釈明を聞いていますと、どうしてこんな見え透いたことで国民が認めるとでも思っているのか不思議でしようがないです。よほど、国民を馬鹿にしているのか、裸の王様状態が講じてしまっているのかと言うことだと思います。
それこそ、ロシアがウクライナ東部四州での市民投票に基づいてロシアとの統合を独断で決めたことなども、国際的に見え透いた嘘を堂々と主張しているのに驚きを隠せません。
どうして、世の中で、このような見え透いた嘘が蔓延しているのでしょうか。これも、ロシアがロシア以外の国々を馬鹿だと見下しているのか、きちんと誤魔化しているので(自己満足でしかないと思いますが)見破られる訳は無いとでも思っているのでしょうか。それとも、裁判などにかけられる訳ではないので、嘘を証明されることは無いと高を括っているとしか思えません。世界を正当にリードすべき大国であるロシアがこんなことをするとは、前近代社会と何ら変わっていません。国連の常任理事国という世界的に重要なポジションにあり、本来は今回ロシアのなしているような行為を糾弾すべき立場にあるあのロシア自身がやっているのです。
このようなことが起こるのであれば、国会の仕組み、構成、やり方、ルールなど、見直していくべきで、今がそのチャンスだと思います。軍事力のある大国が何をしても歯止めをかけられないような国連は大改革が必要だと思います。世界的にこのような動きが沸き上がることが我々一般庶民の幸せを守る鍵なのです。