大晦日です。今年はそれまでの新型コロナウィルスとウクライナ戦争から、値上げラッシュ、ガザ地区の紛争へと注目が移って来ました。いずれにせよ、暗い世界が続いているような気がします。このブログでも、政治のていたらくへの批判の内容が一番多く、社会の悲惨な事件をテーマにしたものも多く、幸せを求め難い環境が続いているのも不都合な現実となっています。

 それでも、我々は生きて行かなければならないのです。悲惨な社会、そして身近にもいろいろな問題が山積している中にいますと、本当に生き難いと誰もが感じているのではないでしょうか。しかし、そのような環境に押し潰されているだけでは、毎日、毎日がさらに辛いものとなってしまうでしょう。そこで、まず、社会の一員としては、政治に対して、もっと関心を持ち、声を出せるようにしましょう。日本は未熟ではありますが、民主主義国家ですので、もっと多くの人が政治に関心を持ち、きちんと政治に向き合えば、少しづつではありますが、社会を変えていけると思います。政治に期待出来ないとか、自分の力では何も出来ないと諦めてしまえば、今の我々を食いものにして、自分だけは富と権力を搾取して、好き勝手やっている多くの政治家の思う壺となってしまうのです。彼らは、我々国民を馬鹿にし、御し易いと高を括っていると思います。だから、今のようなあからさまな庶民虐めとも言えるような行動をとっているのだと思います。来年こそ、このような自分本位の政治家を追求し、その議員という地位の座から引っ張り降ろしてやりましょう。

 そして、社会の変革にも参画しながら、個人としては、幸せの物差しを作りましょう。何をすると充実感を味わえるのか、何をすれば辛さや苦しさにも耐えて頑張れるのかを自分の心の底に問いただしてみましょう。すぐに浮かばなくとも、何度も何度も考えてみましょう。そのことを見つけることが、幸せな人生を歩む為の大切な一歩なのです。

 大晦日に、今年一年を振り返るときに、そのような幸せ探しに通じることをどれだけ出来たか思い起こしてみましょう。もし、あまり出来ていないと感じるのなら、来年は少しづつでも構いませんが、是非、一歩、二歩と前進することを強く意識していきましょう。

 人生は長いと思いますが、でも、何も考えないで過ごせば、いつの間にかときは過ぎてしまいます。大晦日、元日という節目に是非自分を見つめ直してください。