政府は異次元?の少子化対策費用の財源として国民ひとりあたり月額500円の負担が生じることを示しました。歳出改革と賃上げで実質的な負担は生じないと岸田首相は説明しましたが、もしそうであるなら、具体的にどのような歳出改革を実行するのかを示した上で、月額500円の負担を国民にお願いすべきだと思います。
このブログで何度も主張していますように、国民に痛みを我慢するようにお願いするのであれば、それを決めた総理以下国会議員がまずは痛みを受けるべきだと思います。歳出改革のスタートはまずは、そこだと思うのです。裏金問題から政治とお金の問題が議論されていますが、多額の使途不明金や実質給料と同じに扱える文通費など議員のいわくつきのお金を清算するのが先だと思うのです。政治には金がいるんだと多くの議員が主張していますが、それも私が指摘していますように、ほとんどが選挙対策費用につながっていると思います。ですから、金をかけないで出来る選挙にすることで、議員に認められている文通費や政党助成金などを止めてしまえば、多くの税金支出を減らすことが出来ます。それ以外にも、議員の報酬だって、国民の生活が困窮しているのですから、減額すべきですし、議員数だって減らすことも考えるべきです。このあたりにやるべきことが一杯あります。それらを棚の上に置いたままで、国民の負担が増えることだけ簡単に決まってしまうのでは、国民の怒りは収まらないですし、そんな政治を誰が信頼してくれるでしょうか。
本当に岸田総理以下政府の面々は、国民の為に仕事をしたいと思っているのでしょうか。そして、国民に信頼してもらいたいと思っているのでしょうか。野党だって同じ穴のムジナです。自分達の実入りが減る話になると急にトーンダウンしてしまうからです。
彼らは、国民を愚弄して、国民から税という年貢を巻き上げることに執着している封建制度時代の特権階級と同じレベルの人間達なのかもしれません。
そうじゃないと言うのなら、よほどの知恵の無い、実行力の無い、愚鈍な人間の集まりでしかないと思えます。
このようなことを踏まえて、今の議員達の言動、行動をよく監視しましょう。そして、私の言っているような自分のことを一番に考えている議員達には次回の選挙では絶対投票してはいけません。我々国民の力は選挙のときの投票の権利だけです(だから議員は選挙期間中だけは、国民に最大限のいい顔をします)。この一票を無駄にしてはいけません。もし、信頼できそうな人物が見当たらなければ、白紙を投じてもいいと思います。当選者の獲得票数より、白紙の数の方が上回れば、国民は候補者達を信頼出来ないということを明確に示すことが出来るからです。そのことがきっかけで、きっと選挙を改革しないといけないと言う大きな波が生じると思います。