前回のブログが500回目の投稿でした。約2年半での到達でした。始めたときに、ここまで続けられるとは思っていなかったのですが、この間、文字だけの無味乾燥なブログを読んでいただいた皆様のお陰だと思い、深く感謝しております。
これまで世界のあちこちで起こっています出来事を自分なりの視点で眺めて来ました。それらについて、特に印象に残ったことは、大部分の人達が平和を望んでいるのに、戦争や紛争がいっこうに止むことは無く、かえって増えていっていることです。私の分類で言いますと、DEタイプの人が戦争を牽引していると思いますが、残念ながらかなりの割合でWEタイプの人達がそれを支持したり、協力したりしていると思います。どこかで聞いた話なのですが、戦前のドイツの若者達がヒトラーを支持しなければ、あのような悲惨な出来事が起こらなかっただろうと言っていましたが、まさしくこの構図が戦争を生む形なのだと思います。大部分の人はWEタイプだと思っていますが、ヒトラーや最近ではプーチンを大衆が支持していることで分かるように、大衆であるWEタイプが彼らの言葉を信じてしまうことに間違いがあるのです。逆に言いますと、戦争に誘うような指導者の言う事は決して聞かないことが我々には必要だと言うことです。それが戦争を避け、平和的解決を優先する為の最善の方法なのです。
独裁者、権力者は自分の国の貧困や社会問題を他国や他勢力のせいにします。そして、それを倒すことが人民を救うことだと力説するのです。実は、貧困やその他の問題は独裁者や権力者の政策が間違っているからなんですが、それをいっさい認めないばかりではなく、責任を他に転嫁するのです。ヒトラーがヤダヤ人のせいにしたように、プーチンがウクライナの西側寄りの政権がネオナチだと非難し、かれらが自分達の生活を脅かすと喧伝するのです。これは単に責任転嫁だけではなく、自分達の勢力を拡大し、さらに大きな権力と富を得る為に他国を侵略すると言う、裏の目的を隠しているのです。
何度も述べて来ましたように、一つの国に住む人全員が悪者である訳はありません。ほとんどは善良な小市民なのです。戦争はその善良な人達をも殺戮しようとする最悪な手段なのです。我々はこの真実を忘れてはいけません。大部分の小市民の気持ちを汲めば、戦うことより、話し合いで問題は解決するのです。つまり、極一部の権力者の言葉に騙されたらいけないのです。我々WEタイプの小市民はひとりひとりの力は小さくとも、その数を集結したら、権力者のいいなりにならずに事を判断し、進めることが出来るほどの力となるのです。
その小市民の力の結集が敵対する国同士の両方で起こったなら、平和を維持することが出来るのです。この情報社会であれば、ネットを通じてそのような団結が可能だと思います。もちろん、権力者はそれを一番に恐れているので、情報統制しようとすると思います。ですから、今から、非常時にもつながることが出来るネットワークの道を作って行くことが非常に重要だと思います。