- ここに示す例は、あくまで新ハルモニア主義に則ったサンプル例で、いろいろな角度からの検証、議論を経て、決めていかなければならない。
- 小、中、高校の履修科目、内容を見直す。科目としては、国語、算数、ITリテラシー、コミュニケーション、職業選択、語学、保健、体育、理科、社会、音楽、美術、幸せに生きるための基本知識など、既存の科目に近いが、内容は以下のような改革を実施する。
- 国語は、読み書きを中心として、自分の考えを文章で表現できること、ひとの文章を理解できることを重点的に学ぶ。
- 算数は、九九、足し算、引き算、掛け算、割り算、方程式、図形の面積、体積等実用的なものを必修とし、それ以外(数学)については、希望する進路に必要な内容を選択できることとする。
- ITリテラシーは、パソコン、スマホなどの使い方、セキュリティ対策、インターネット等の情報活用に対してのリテラシー教育を実践する。
- コミュニケーションは、論理思考、プレゼンテーション、討論(ディベート)の訓練を実施する。
- 職業選択については、社会を支える職業の基礎知識。どのような視点で職業を選択するのかといったような考え方を学ぶ。
- 語学については、翻訳機器、AIの進歩と活用度を考慮して、どの言語をどう教えるかを決める。
- 保健・体育は、健康的な生活を送るために、医学的基礎知識、体操、陸上、水泳、球技などの体験と取り組み方を学ぶ。
- 理科は、身の回りの現象を物理、化学、生物、地学といった観点から理解できるようにする。
- 社会は、歴史、地理、政治経済だが、何の為にという目的を示しつつ、その観点から内容を選択する。
- 音楽、美術は、小学生で一通りの経験をし、中学生以降は、自分の興味のあるものを数種選択し、さらに深く学んでいく。
- 幸せに生きるための基本知識は、新ハルモニア主義の内容にあるような、幸せの感じ方、多くのひとが幸せになる為の道筋を学ぶ。
- 受験制度の改革 受験科目の見直し。暗記が決定的な因子となるような試験問題は排除し、論理的試験、面接を中心とする。
- 大学、専門学校の履修科目の見直し、専門教育の充実。
- 教師の処遇を改善し、優秀な人材を集められるようにする。